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3年生福祉講座

2022年11月10日 15時37分

 11月10日(木)、3年生は総合的な学習の時間に、特別養護老人ホームのル・ソレイユさんから、3名の講師の方にお越しいただき、介護職の現状や魅力についてお話していただきました。

 これからの社会では、2040年までに急速に高齢化が進むと言われており、介護職の需要が高まっているそうです。

 介護の仕事は、命の最期に立ち会える仕事で、命を支えるお仕事です。天寿を全うするときを笑顔で迎えられる方が多く、そこに立ち会えることに「感謝」と「誇り」を持って働いているということでした。

 生徒たちに介護のイメージを尋ねられましたが、生徒たちは、「大変そう…」と答える人が多かったです。その意見を踏まえて、介護職の1日の流れの仕事内容をビデオで説明してくれました。ビデオを見て、介護に携わる仕事は介護福祉士だけでなく、栄養士や看護師など、多くの職種があることがわかりました。

 その後介護用具の使い方などの説明などをしていただきました。人を立ち上がらせることができるスカイリフトという道具の紹介や、人の体を簡単に移動することができるスライディングシートとスライディングボードの実演をしてくださいました。

 最近では介護士の肉体的負担を減らしたり、利用者さんの精神的な負担を減らしたりするために、様々な道具が使われていることがわかりました。

  介護職の魅力は、やりがいがあることと、「ありがとう」と言われて、役に立っていると実感できること。こちらが支えるだけでなく、人生経験豊かな利用者さんに自分も支えられていると感じられることとおっしゃられていました。

 生徒を代表して、貴田さんがお礼の言葉を述べてくれましたが、今回の話を聞いて、介護の仕事をされる方は、命を支えるという仕事と言われていたことが心に残ったということでした。

 今まで学んできた福祉体験講座や今回のお話を、今後社会や家庭で生かしていってもらいたいです。