家庭部は夏のピザ作り、秋の焼き芋パーティー、冬のクリスマスクッキングに続いて、キッチンアトリエカルモの方を講師としてお迎えして、春の卒業クッキングを行いました。

　今回は、３年生の卒業まであと少し、そして、今年最後のクッキングということで、「みんなで一つのものを作りたい！」「大きなケーキを作ろう！」ということになりました。

　まず、３年生だけで生地作りをしました。ハンドミキサーを使ってふわふわになるまで泡立てます。白っぽくなるまで根気強く泡立てていました。とても集中しています。

スポンジが焼けたら、１，２年生も合流して、トッピングのチュロスとクッキーを作りました。

可愛いトッピングになるように、絞り袋で絞っていきます。

可愛いハートの形です

ひっくり返したり、シートをとったり、難しい揚げ物も、手際よくできました。

この３人、抜群のチームワークでした

出来上がったものを、チョコなどでさらに可愛くデコレーションしていきました。

家庭部の生徒は、この細かい作業が好きなようです。デコレーションのセンスも抜群でしたよ

別の台では、ケーキの組み立てが行われていました。

真剣にコツを教わっています。

そして、いざ、実践。

初めての回転台を使ったようですが、とても上手にできていました。

今回のケーキは、なんと、「３段！」

まるで、ウエディングケーキのような高さです。

これにみんなで飾りつけです！

チュロスとクッキー、いちごなどをこれでもかと載せていきました。

「完成！」の声で見てみると、

これは、すごい！

これを、生地からトッピングまで、手作りだなんて。

夢のようなケーキの完成に大興奮の生徒たちでした。

もちろん、味も大満足！良い笑顔です。

「上手にできたケーキを先生たちに食べてほしい」と先生たちにも食べてもらいました。先生たちの喜ぶ顔を見て、子ども達がとても嬉しそうでした。

「誰かに食べてもらいたい」「喜ぶ顔が見たい」そんな気持ちが自然に生まれていることが素敵だなと感じました。この気持ちを大切に、「食」を大切にしてほしいと思います。

　季節ごとに楽しい企画を考えてくださったカルモの皆さん、本当にありがとうございました。